エイブラハムは、屈強な体型で頼りがいのある男として、ウォーキングデッドの登場人物の中でも人気の高いキャラクターです。
そんなエイブラハムにも悲しい過去が描かれている回がありましたが、断片的な回想シーンだったので、どんな過去だったか忘れてしまった方も多いでしょう。
元々の職業は?

世界がウォーカーに支配される前、エイブラハムはアメリカ軍の軍曹だったと語っています。
その際、基地から遠く離れた砂漠で立ち往生した際にラクダのコブが目の前で爆発したという体験談を話していました。
また、カギをラクダに食べられた時には、カギが糞と一緒に出てくるのをずーっと待っていたこともあったそうです。
このことから、辛抱強さや戦闘力の高さが窺えるエイブラハム
リック達の仲間になってからも頼りになる存在として活躍しているのは、前職がアメリカ軍だったことがかなり影響しているのかもしれません。
妻や子供は?
エイブラハムが初登場した時には、すでにロジータとデキていましたが、実は彼には妻と子供がいました。
ウォーカーが現れる直前まで、テキサス州ヒューストンでエレン(妻)、AJとベッカ(子供)の4人で暮らしていましたが、ウォーカーが現れてからは、食料品店で籠城。
その際、家族4人以外にも近所の住人4人と一緒に生活していました。
しかしある日、エイブラハムが物資の調達に出ている間に仲間が妻のエレンを性的暴行、それにブチ切れたエイブラハムは、その仲間4人を殺してしまいます。
ところが、家族を傷つける者を排除して安心と思っていたエイブラハムでしたが、それに恐怖を覚えた妻と子供はエイブラハムに怯え、置手紙だけ残してエイブラハムの元を去ってしまいます。
その後、エイブラハムは当然、妻と子供を探しに行きますが、発見した時にはウォーカーに襲われた後でした。
ユージーンとロジータとの出会い
家族を失ったエイブラハムは、その場で銃口を口の中に入れて自殺を図ろうとします。
そんな時、ユージーンが助けを求めながら登場。
エイブラハムが、ウォーカー3体に襲われそうになっているユージーンを助け、無言のままその場を去ろうとしますが、ユージーンは自分が科学者でワシントンDCに行けば世界を元に戻せると言い出します。
それを信じたエイブラハムは、何としてもユージーンをワシントンDCへ連れて行こうと決心。
その道中で、ロジータを含む仲間たち(ステファニー、ジョセフィン、ジョサイア、レックス、ウォレン、パム、ダーク、ロジャー)と出会います。
みんなもDCに行く事に同意しますが、新たな仲間はロジータ以外全員犠牲になってしまいます。
エイブラハムの過去まとめ
エイブラハムは少し暴力的な所があるので、食料品店の事件がある以前から妻や子供は愛想を尽かしていたのかもしれません。
確かにエイブラハムの人殺しは、どんな状況でも許される行為ではありませんが、一応家族を守るための行為ではあります。
しかし、それでも妻のエレンが明らかに危険な外へ子供を連れて出て行きたいほど、一緒に居たくなかったという事は、それ以前にエイブラハムに対して嫌悪感を抱いていたと考えられそうです。
グレン達とDCへ向かう道中でも一人だけ自棄(やけ)になって、みんなみ迷惑をかけてるシーンがあったので、視聴者から見てもちょっと厄介なキャラだなという印象があったのではないでしょうか。
ただ、その後は段々とリック達と打ち解けていき、本当に頼りになるキャラになっていきました。
最後は非常に残念でしたが、人気の高いキャラだけに惜しむ声も多かったようです。
【ウォーキングデッド】シーズン9で打切りと思われるフラグが!エイブラハムが再登場!?