ウォーキングデッドの主人公の息子であるカール・グライムズは、シーズン1からシーズン8まで活躍。
まだ子供なのにゾンビで群がる最悪の世界をたくましく生き抜いてきました。
そんなカールは、シーズンを重ねるごとに成長し強くなってきましたが、これまでに「死んだ!」と思わせる場面が幾つかあったのを覚えているでしょうか。
ここでは、カール・グライムズが死んだと思ったシーン3選をまとめてみました。
猟銃で撃たれる(シーズン2)

まず最初、カールに絶体絶命のピンチが訪れたのは、シーズン2の第1話でカールが1頭の鹿に見とれているシーン。
森の中で見つけた鹿にゆっくりと近づくカール、それをリックとシェーンが微笑ましく見守る和やかな場面でしたが、突如銃声と共にカールと鹿が倒れてしまいます。
撃ったのは農場の住人オーティスで、鹿猟のために放った銃弾が貫通してカールに被弾してしまいました。
すぐに農場に運ばれて、ハーシェル達によって手当てされますが、弾の摘出手術までの数時間生死をさまよいます。
結局、手術は成功しすぐに回復することができましたが、死んでいてもおかしくない状況の奇跡の生還です。
銃で目を打たれる(シーズン6)

次はシーズン6の第9話で、銃弾が目に当たるという最悪の場面です。
アレクサンドリアにウォーカーが押し寄せ、脱出のためにウォーカーの血肉をまとって歩いているシーン
みんなで手をつないでゆっくりとウォーカーの群れの中を歩いていましたが、サムが餌食となり、それに泣き叫ぶ母親のジェシーも噛まれてしまいます。
もがき苦しむジェシーは、カールの手を放さなかったため、咄嗟にリックがジェシーの手を斧で切断(カールが逃げれなくなっているため仕方なく)
それを見ていたジェシーのもう一人の息子ロンがリックに銃を向けます。
ミショーンはロンの背中から刀で串刺し、その瞬間に引き金が引かれてしまい、放たれた銃弾がカールの目を直撃するという流れです。
すぐに医師のデニースによって治療され、一命を取り止めます。
右目を失ったものの、脳に損傷が無かったのか特に後遺症はなく復活。
アレクサンドリアにどれだけの医療設備が整っていたのか分かりませんが、精神医学を専攻していたデニースがよく救出できたなと誰もが思ったのではないでしょうか。
ニーガンに割られそうになる瞬間(シーズン7)

シーズン7の第16話、アレクサンドリアにやってくる救世主を迎え撃とうとしたが、ジェイディス達の裏切りによって完全に捕まってしまいます。
リックとカールが座らされ、ニーガンがルシール(有刺鉄線を巻いたバット)をカールの頭に振り下ろそうとした瞬間、エゼキエルが飼っているシヴァ(トラ)が救世主を襲い、王国とヒルトップが助けに現れニーガン達を追い返すことができました。
ニーガンは、グレンとエイブラハムも躊躇なくルシールで頭を潰してるので、まさかカールも!?と一瞬思ってしまいましたね。
ニーガンがバットを振りかぶった後ろでトラが救世主の一人に飛びかかるという迫力のあるシーン。
救世主は沢山いたのに、なぜトラが至近距離まで近づいてくるまで誰も気づかなかったのか疑問ですが、カッコいい演出だと思います。
⇒ウォーキングデッドに出てくるトラ「シヴァ」は本物かCGどっち?
カールの最後
シーズン1から登場していたカールが、シーズン8までに3回も死んだと思わされた瞬間がありました。
これ以外にもウォーカーに襲われて危ういシーンもありましたが、私が特に印象的だったのはこの3シーン。
ウォーキングデッドはゾンビサバイバル作品なのに、皮肉にもカールの死を感じさせたのは人為的なものが多く、内2回は事故のようなものですね。
そんなカールは、シーズン8まで来るとたくましく成長し、そこらの大人よりも強くなっていましたが、ついに最後を迎えてしまいます。
これまで銃で2回も撃たれてるのに生き続けたカールが死の原因となったのは、ウォーカーに噛まれるという惨事。
人間同士の銃撃戦が多く繰り広げられるシーズン8で、「そういえばゾンビ作品だったな」と思い出させてくれる死に方をしてくれました。
一見あっけない死に方のようにも見えますが、最後はリックとミショーンに看取られて死ぬという感動的なシーンも演出できたので、カール役を演じたチャンドラーさんも本望だったのではないでしょうか。
以上がカールが死んだと思った瞬間3選でしたが、他にも意見のある方は遠慮なくコメントを頂ければと思います。