ゲイブリエルは、神父なのに近所の人たちを見捨てるという最悪な過去を持っているウォーキングデッドの主要キャラです。
初登場からしばらくは、ファンの間でもうざいキャラとして認識されてきましたが、段々とゲイブリエルに対する想いが変わってきた人も多いと思います。
ここでは、そんなゲイブリエルについてまとめてみました。
最初は邪魔な存在?うざいキャラ
ゲイブリエルは、初登場からいかにも怪しい感じを醸し出していました。
それは当然リック達も気づいていて警戒はしていましたが、実際には何かを企んでいることはなく、普通に臆病な神父というだけで特別にリック達に危害を加えることはありません。
ただ、世界がゾンビの世界になるころ、ゲイブリエルは近所の人たちが教会に逃げてきたのに居留守を使って一人だけ閉じこもっていたという過去を持っています。
外で知り合い達が襲われているのに自分は教会の中でビクビク震えているだけという、神父にあるまじき行為。
戦闘でも役に立たず、リック達に助けてもらったのに暴力的なことに対して否定的な意見を言っていて、マギーにも嫌悪感を抱かれていましたね。
このことからもウォーキングデッドのファンの間でもうざいキャラだと思われていたようです。
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アレクサンドリアで頼れる存在に

一行がアレクサンドリアで住むようになってからも、しばらくはうざい感じを出してきます。
一人だけ孤立して浮いた存在になっていたゲイブリエルは、町の長であるディアナにリック達のことを凶悪な人達だと陰でチクっていました。
そんなウザいキャラのゲイブリエルですが、次第にみんなの力になろうと努力をし始めます。
その結果、リックも信用するようになってきて、町にウォーカーの大群が侵入してきた時も娘であるジュディスをゲイブリエルに任せる場面がありました。
あの状況で、まだ赤ちゃんの娘を託すのは、相当な信頼がないとできないでしょう。
また、救世主と争ってる時もアレクサンドリアの警備を任せてほしいとリックに言い寄るシーンを見ても昔のゲイブリエルとは別人かのような頼もしいオーラがあります。
リックに忠誠を誓うようになった原因は?
このように段々と頼もしくなっていったゲイブリエルですが、本人の仲間意識が強くなった決定的な場面があるのを覚えているでしょうか。
それは、リック達は初めてゴミ山住人と会った時です。
ゴミ山のジェイディス達は、アレクサンドリアに忍び込んで、ゲイブリエルを脅して食料などを全て奪われてしまいます。
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ゲイブリエルも拉致られていなくなりますが、この様子が描かれていないので、私は初めゲイブリエルがまた変な行動をしてみんなに迷惑をかけてると思っていました。
しかし、なぜかゲイブリエルが大切にしていた聖書が無造作に落ちているのを見つけたリックは、手掛かりをつかみ捜索に出てゴミ山にたどり着きます。
ゲイブリエルは、自分が裏切ったと思われず、はるか遠い場所まで探しに来てくれた事に感動します。
この出来事の前から多少の信頼関係はありましたが、ここで一層強まり、その後のゲイブリエルは仲間のために活躍していきます。
みんなに忘れられるという気の毒
仲間意識が高まったゲイブリエルですが、シーズン8第1話で救世主の聖域を襲撃する際、一人取り残されてしまいます。
これは、みんなが撤退する時に半分敵のような存在のグレゴリーを助けに行ったために唯一逃げる手段だった車を奪われてしまったからでした。
その後リック達は救世主との戦いに勝利を確信し喜ぶという切ないシーン。
助けに行く行かない以前に、ゲイブリエルがいないことに気付いていない!
特にいなくなったことを気に掛けるようすもなく、捕まっていることを知らずにダリル達が聖域に追い込みをかけます。
目を悪くするという気の毒

取り残されたゲイブリエルはニーガンと共にウォーカーに扮して聖域の中へ逃げ込みます。
当然そこで捕虜になってしまうわけですが、感染症なのか病気になってしまって目を悪くしてしまいます。
優しさからの行動が散々な結果となってしまいました。
目を悪くしながらも捕まっていたマギーの主治医をヒルトップに連れて帰るために頑張ったり、銃弾の製造で細工して抵抗を示していました。
そんな健気なゲイブリエルが可愛そうに見えてきますね。
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結局、銃弾の細工が最終話で大きな意味を持ちますが、仲間にはこの活躍を気付かれていないようす。
一応、ユージーンがロジータにゲイブリエルからヒントを得たと言うシーンがありますが、称賛されているシーンはありませんでした。
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このように、ゲイブリエルは非常に気の毒なキャラクターではありますが、シーズン8を終えても生きているのでシーズン9以降の活躍に期待したいですね。