ウォーキングデッドに登場する数多いキャラクターの中でも特に人気の高いグレン・リー
アメリカ在住の韓国人という役ですが、演じている俳優のスティーブン・ユアンも韓国人です。
グレンは、シーズンを重ねるごとにたくましくなり、最終的にはウォーカーどころか人間同士の戦いでも活躍するほど戦闘力が高い登場人物ですが、これまでにグレンが死んだと思わせるシーンが数多くありました。
死を匂わせて復活するのは数多いキャラの中でも一番ではないでしょうか。
そこで、ここではグレンが死んだと思った絶体絶命の場面をまとめてみました。
目次
井戸の中に落下(シーズン2)
まずはシーズン2第4話での出来事
農場で貴重な井戸の水を確保しようとしたところ、中にウォーカーがいることを発見します。
このまま殺してしまうと井戸の水が汚れてしまうので、誰かが中に入りウォーカーに紐を巻き付けて地上に引き上げようと提案。
その役目を任されたのがグレンでした。
グレンの身体に紐を巻いて滑車の原理でゆっくりと井戸の中へ降ろされていきます。
しかし、途中で滑車として使っていたポールが折れてしまい、グレンはウォーカーのいる井戸の中へ落下、一瞬パニックになりますが、すぐに引き上げて一命を取り止めます。
もう一度やり直しだなと思われましたが、グレンはそのパニック状態でもしっかりとウォーカーの身体に紐を掛けていたため引き揚げ作業を行います。
結局引き上げている途中でウォーカーの身体が裂けてしまい、井戸の水は台無しとなりグレンのしたことも無意味となってしまいます。
普通ならウォーカーに噛まれて終わってもおかしくない場面なのに、賢くて勇敢なグレンだからこそ生還できたと思わせるシーンでした。
メルルからの拷問(シーズン3)
次はシーズン3第7話でメルルからの拷問で死にそうになる場面です。
ジュディスのミルクの調達に出ていたグレンとマギーがたまたまメルルと居合わせてしまい、拉致られます。
リックに恨みを持っているメルルは、グレンを拷問してみんなの住み家を聞き出そうとしますが、グレンは拒み続けたため、かなりひどい仕打ちを受けてしまいます。
しかも、グレンが縛られているところにウォーカーを放つという殺人行為も。
ただ、グレンはここでもピンチを切り抜け生き延び、その後仲間に救出してもらうことになります。
ウォーカー1体相手でも苦戦する人が多い中で、グレンは縛られた状態で撃退。
死んでいてもおかしくない状況だけにハラハラした人も多いのではないでしょうか。
感染症で瀕死(シーズン4第2話~)
シーズン4では、新たな脅威として仲間が次々と感染症に苦しめられてきました。
その内の一人にグレンも含まれます。
感染した人は別棟に隔離され、グレンは自分が感染しているにもかかわらず、そこでみんなの手当てを手伝っていました。
ダリル達が薬の調達にでていましたが、間に合わずに犠牲者が増え続けていきます。
そして、グレンもいよいよ瀕死状態になったところで、先に亡くなった人たちがウォーカーとなり襲ってくるという最悪な状態。
ハーシェル達が何とかその事態を治めたところでダリル達が薬を持って帰還します。
虫の息だったグレンも薬のおかげで徐々に容体が良くなっていきます。
ここでも死んでいてもおかしくないグレンが、奇跡的に助かるという強運を見せてくれました。
グレンが乗っていたはずのバスが襲われていた(シーズン4)

感染症から救われた直後、まだ完全に回復してない間にフィリップ達と戦争状態になってしまいます。
戦いには勝利するものの、侵入してきたウォーカーでパニック状態のため戦えない者はマイクロバスで逃げることに
そこにまだ調子の悪いグレンも乗せられますが、マギーは妹のベスを探しに出たため離ればなれになります。
そしてシーズン4第10話では、マギーが道端でマイクロバスを発見しますが、襲われた形跡があり、中にいる仲間たちはウォーカーになっていました。
ウォーカーを全員倒し、中にグレンの姿があるか確認しにマギーが入ると号泣します。
そこでシーンが変わり、別の場所でグレンが目覚めます。
実は、グレンはマギーのところへ行くためバスには乗らずにいました。
しかし、爆撃のせいか刑務所の安全地帯で気絶していたのです。
つまり、グレンは生きていたのにマギーの号泣のせいで死んだと思わされるという、なんとも紛らわしい演出でした。
トンネルで絶体絶命(シーズン4)
シーズン4第15話、離ればなれになったマギーを探すためタラと行動
マギーの残したメッセージを頼りに終着駅へ向かう途中、トンネルに差し掛かります。
明らかに危険だが、最短ルートのためそのまま進んでいると、案の定ウォーカーに襲われてしまいます。
身動きできない状態になったタラを見捨てずに救出しようとしますが、ウォーカーがすぐそこまで迫っていて絶体絶命の状態に。
間一髪のところでマギーやエイブラハムがマシンガンでウォーカーを殲滅し、ピンチを乗り切ると同時に奇跡の再開を果たします。
首を斬られる寸前(シーズン5)
シーズン5第1話、安全場所と思われていた終着駅は、人間を食べる異常者の集まりでした。
捕まったリック達は、並べられ順番に首を斬られて血抜きをされていきます。
その順番がグレンになった時、キャロルがガス爆発を起こしパニック状態にします。
その隙にグレンやリック達は脱出に成功。
あとちょっと遅かったらグレンが死んでいたところなので、ここでも強運を発揮しました。
ウォーカーに食われたと思ったのに(シーズン6)

シーズン6第3話、アレクサンドリアのみんなでウォーカーの誘導作戦を実行していた時、グレンとニコラスはウォーカーの大群に囲まれてしまいます。
2人が車の上でどこにも行けない状況になり、ニコラスは銃で自害。
その銃声で三半規管がおかしくなったのか、グレンも目まいがして2人共ウォーカーの大群の中に落ちてしまいます。
グレンのお腹のあたりでウォーカーが肉を食いちぎる演出。
完全にグレンが食べられているように見えますが、実は食べられていたのはグレンの上に覆いかぶさったニコラスでした。
グレンはすぐに車の下に逃げ込み、生きて帰ることができます。
2人が落下したシーンから実は食べられてたのがニコラスだったというのが分かるシーンまで、時間が空いてるのでグレンが死んだと思った方も多いと思います。
ここでも紛らわしい演出が使われていますが、相変わらずの強運ぶりをみせたシーンでした。
最終的に死んでしまうシーン(シーズン7)

ここまでかなりの強運で生き延びてきたグレンでしたが、シーズン7の第1話でとうとう死んでしまいます。
シーズン6の最終話で救世主に捕まったリック達は、ニーガンによってまずエイブラハムが殺されてしまいます。
ここで犠牲者は終わりのはずだったのに、ダリルが暴走したため何故かニーガンはグレンの頭を殴打。
いままで幾度となく死んだと思わせる場面で死ななかったグレンが、意外な形で終わりとなってしまいます。
あまりにも突然の出来事にショックを受けた方も多いのではないでしょうか。
グレンが死んだと思ったシーンまとめ
このまとめによると、グレンはシーズン4だけで3回も死にかけていますね。
おそらく死んだと思ったシーンの数は、ウォーキングデッドの登場人物の中で最多ではないでしょうか。
人気キャラだけに、死んでほしくないという思いで印象に残りやすいというのも狙いなのかもしれません。
ただ、ここで紹介したシーン以外にもウォーカーに襲われるなど、危うい場面はあったと思います。
他にもあるだろと思った方は是非コメントください。