人気サバイバルドラマ「ウォーキングデッド」のシーズン1から、飛び飛びに登場し、シーズン5後半からレギュラーメンバーとなったモーガン。
最強の棒術を披露する役でもありますが、そのモーガンを演じているのが、レニー・ジェームズさんです。
ここでは、モーガン役の俳優レニー・ジェームズさんについて、ご紹介していきたいと思います。
モーガン役の俳優レニー・ジェームズの経歴

レニー・ジェームズさんは、1965年10月11日生まれの現在52歳(2018年時点)
ロンドン生まれのイギリスの俳優です。
レニー・ジェームズさんが、10歳の時に母親が亡くなり、以後8年間里親の元で育たれた過去をお持ちです。
ギルドホール音楽演劇学校で、演劇などを学び1988年に卒業されています。
演技派俳優として知られており、ウォーキングデッドでは、断続的な登場に過ぎなかったモーガンを一躍有名にした程です。
他の出演作品
日本では、ウォーキングデッドのモーガン役で有名になった感じですが、過去にも有名作品に出演していて、実力派俳優として確立しています。
主な代表作品としては、1998年に公開された有名作品「レ・ミゼラブル」に出演し、アンジョルラス役を演じています。
また、2000年に公開された「スナッチ」ではソル役を演じ、2011年に公開された「コロンビアーナ」ではジェームズ・ロス特別捜査官を演じるなど、多くの有名作品にメインキャストとして出演しています。
テレビドラマでは「ジェリコ 閉ざされた街」のロバート・ホーキンス役が代表作品と言えるでしょう。
レニーは愛妻家
レニー・ジェームズさんは、女優のジゼル・グレースマンさんとご結婚されています。
お2人の間には3人のお子さんが誕生しており、レニー・ジェームズさんは、とても家族思いで愛妻家なんだそうですよ。
レニー・ジェームズさんの得意料理であるカリビアン料理を、よく作ってはご家族にふるまっているそうです。
普段から、とても穏やかで家族思いなレニー・ジェームズさんだからこそ、モーガン役がハマっているのかもしれませんね。
モーガンもウォーカー(ゾンビ)となってしまった奥さんを想うシーンが何度かありました。
奥さんを絶命させなければならないと思いつつも、それができずに息子までもが犠牲になってしまいます。
そんな悲劇的な役ではありますが、家族思いという点でレニーとモーガンは共通してますね。
ウォーキングデッド・シーズン7での裏話
穏やかな性格をしているレニー・ジェームズさんですが、実はウォーキングデッドのシーズン7では、かなり怒り心頭だったようです。
その理由に
「オフの日が多すぎる」
「自分だけ撮影場が全く違う場所」
「周りに知り合いが誰もいない」
といった、酷い状況だったそうなんです。
レニー・ジェームズさんはイギリス出身の方なので、ロンドンとアトランタを仕事で行き来されています。
ところが、アトランタへ来たものの、3話連続で出演がなくオフが続く…といった事がシーズン7で展開されてしまいます。
この為、何もせずにいるくらいなら…とロンドンへ帰宅。
そして、またアトランタへ…といった状態が、とても多かったようです。
更に、撮影場が、王国アレクサンドリアやヒルトップとは全く違う場所での撮影だったそうで、周りには誰もおらず1人ぼっちだったようです。
撮影終了の打ち上げに参加しても「初めまして」という方ばかりで、見知った顔は誰もいなかったという苦労っぷり。
リック役のアンディーさんとは6週間も合わずじまいで「やっと会えた!」と思ったら、ロンドンへ帰る飛行機の中だったそうです。
さすがに、我慢できずショーランナーである「スコット・ギンプル」さんに不満を訴えられたレニー・ジェームズさん。
この背景があってか、シーズン7の後半では、モーガンの元へ、リック・ダリル・キャロルなどが訪れていますので、寂しさも紛れたかもしれませんね。
レニー・ジェームズさんの今後は?

ウォーキングデッドの原作では、とっくに死亡している上、棒術スキルなども持っていないモーガン。
それがドラマ版では、最強の棒術スキルを披露する上、重要な役どころとなっていますので、今後も出番が増えてくるのでは?と思われます。
また、映画「ブレードランナー2049」にも出演されていますので、ウォーキングデッド以外でも見れる機会が増えそうですね。